2018年の犬年に再びお贈りする鶴田 静著2冊の犬の本
「サクラと小さな丘の生きものがたり」
ぷねうま舎刊 2016年4月1800円(本体価格) ソローヒルブックス特別価格 税・送料込 1800円
これまでの著書とはひと味違います。創作童話短編連作。ジュニアからおとなの方に読んでいただきたい、
平和な暮らしの中にある死と再生の物語。
この物語は
一部 願い
ヤマボウシの喜び ハナさんの誓い
走るタヌキ 掘ったのは誰?
あたたかさは五回 ロージーのしあわせ
花飾りとピンク帽 お願い、お月さま
二部 奇跡
天使がきた あなたのままで 花のカーペット
サクラの桜の木 夏の女王は
虹を越えて海へ 幻の再会 生きる力
ずっと経って
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二部の主人公のモデルはヨークシャテリアの”トビー”です。
『犬がくれた幸福』鶴田 静著
写真:エドワード・レビンソン
岩波書店刊 税込み1890円 四六判 208頁 ソローヒルブックス特別価格 税・送料込 1800円
17年間に渡る愛犬との波乱に 富んだ物語です。以前から、わが家でのワークショップにご参加の方がたの
アイドルでした。そのサニーへの沢山のお便りや写真を ありがとうございました。
エドによる犬たちの写真も載っています。ぜひ、ご高読 下さい。
目次
1章 幸福の始まり 2章 犬たちのナチュラルライフ 3章 食事は青空の下で 4章 犬と育った少女
5章 家族の計画 6章 愛するものを残して 7 章 幸福は続く 8章 永遠の家族
エピローグ 花を咲かせる天使
戌年に贈る、深い感動を呼ぶ珠玉のエッセイ
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著者から
子犬たちと著者夫婦の織り成す家族の愛の物語です。
東京から農村に移住して飼い始めた二匹の柴犬の雑種ハッピーとサニー。サニーは老犬になり、17歳で逝きました。
その17年間の犬との幸せな暮らしから、著者と夫、その
家族の人生を述懐し、人生の意味を考えます。
動物や植物を「家族」として暮らす幸せをあなたにも願っています。
オビより
「ある日やってきた白い子犬が、夫婦二人だけの生活を根本から変えた。犬の引き起こす事件や出来事は、ベジタリアンである夫婦にペットと人間の文化を再考 させる。そして犬との人生は、深遠なる『幸福』の存在を教えてくれた。」
* 夫エドワード・レビンソンによる犬たちの写真でページを飾っています。
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<Review> ■鶴田静著『犬がくれた幸福』
Amazon.co.jp カスタマーレビュー★5つ星のレビューです。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/4000221574/ref=acr_search_see_all?ie=UTF8&showViewpoints=1
読売新聞 2006/8/9夕刊 「本 よみうり 堂」で紹介されました。
週間東洋経済 9/9号 *評 者は「大学崩壊」というベストセラー本を 書いた法大の川成洋先生です
ALIVE 地 球生物会議 2006/9-10
福音館「母の友」誌2006/11月号
ビートルズとミュージック・シーンの゛カリスマ゛編集集団フロム・ビーの メルマガ「ビーメール」で、本書をご紹介下さいました。(2006年)
『犬がくれた幸福』というタイトル、犬好きなら納得してしまいますよね。 毎日、就寝前に少しずつ読みましたが、エピソードひとつひとつに、納得したり、 羨んだり、反省したり。犬を通じて人生まで教わってしまいました。なんだかと ても身近に感じる話なので、本を読んでいるというよりは、夜中にうたた寝をし たときに夢を見ているような感じで、犬の嫉妬とか、ベジ家庭の犬のお食事とか、 放浪するオスのお話とか、犬がくれるいろ~んな幸せを追体験させてもらいまし た。そんな幸福がいっぱいあるから、別れはとっても寂しい…。 この原稿を書いていて(なんとかビートルズと関連づけようとして)、さいた ま新都心のジョン・レノン・ミュージアムの展示スペースに入るとすぐに、ジョ ンが愛犬サリーを抱いた写真があるのを思い出しました。両親と離別し孤独な少 年時代をおくったジョンにとって、サリーがどれほどの幸福をくれる存在だった のか…。犬と暮らしたことのある方なら実感としてわかると思うのですが、犬と 暮らしたことのない方はこの本を読めばなんとなくわかるかもしれません。 じつはうちにも犬がいて、日本古来からの柴犬のくせにバタ付パンが大好きで、 1日1度のプチ散歩を楽しむ以外は、小さなマンションの一室でじっとお留守番。 日をまたいで家をあける時は、やむなくペットホテルにご宿泊という、「アーバ ンライフ」を「エンジョイ」。かわいそうだな~とも思うけど、再会するときは、 きまってこっちが恥ずかしくなるくらい全身で喜びを表現してくれるのです。そ んなときにすべてが許されたようで幸福を感じます。ということで、映画『サー ジェント・ペッパー/ぼくの友だち』に続き、この本もまたビートリーで犬好き のみなさんにおすすめの一冊です。 (広田寛治氏)