鶴田静著 「サクラと小さな丘の生きものがたり」(創作)
ぷねうま舎刊 2016年4月1800円(本体価格)
これまでの著書とはひと味違います。創作童話短編連作。ジュニアからおとなの方に読んでいただきたい、平和な暮らしの中にある死と再生の物語。
この物語は
一部 願い
ヤマボウシの喜び ハナさんの誓い
走るタヌキ 掘ったのは誰?
あたたかさは五回 ロージーのしあわせ
花飾りとピンク帽 お願い、お月さま
二部 奇跡
天使がきた あなたのままで 花のカーペット
サクラの桜の木 夏の女王は
虹を越えて海へ 幻の再会 生きる力
ずっと経って
ただ今ぷねうま舎の下記ネットwebショップでは送料無料・税込みで1800円です。
http://www.pneumasha.com/2016/03/29/サクラと
鶴田静著 『茶箱のなかの宝物ーわたしの昭和ものがたり』 岩波書店刊
税込み 1995円 四六判 216頁
ISBN978-4-00-023838-0
以前タイトルだけご紹介していた「上の部屋のシ イカ」福音館書店「母の友」誌連載エッセイが形を変えて一 冊の本に。以下は目次です。
はじめに
- 1「最初のアルバム」
- 2「家業は家畜医院」
3「仕立て直しの服」
4「涙味のしょっぱい食事」
5「わたしはもらい子?」
6「初恋は永遠に」
7「たらふく食った道草」
8「女が大人になるとき」
9「トースター到来」
10「モダンボーイの文化革命」
11「作家になりたい小学生」
12『にんじん』の花嫁
13「破かれた本のページ」
14「ガリ版刷りに秘めた別れ」
おわりに
「私が少女期の苦境を脱することができたのは、幼い頭で自分なりに必死に考えた成果 や、家族や友だちからもたらされた知恵や励ましによってのことが多かった。
昭和二〇年からの戦後という、一般家庭には電話もテレビも車もなく、物や情報の ほとんどない時代には、家族や学校の先生や友人たち生身の人間に甘え、頼り、
すがることで物事は解決されたのだった。そして人々は優しく、時に厳しく、ひ との悩みに答えてくれた。」ーーはじめにより
少女の物語ですが、昔の少女、今の少女、これからの少女にもよんでいただきたい。こ の物語の少女シズカは、こう言っています。「あなただけでない、
誰もが悩み 苦しみ、そうして幸せになる。だから勇気を出して」と。現代の少年少女たちの心と耳に届けば幸いである。
著者と編集者の言葉は、岩波書店 ホームページの次をクリックして下さい。
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/index.html
『犬がくれた幸福』鶴田 静著
岩波書店刊 税込み1890円 四六判 208頁
17年間に渡る愛犬との波乱に 富んだ物語です。以前から、わが家でのワークショップにご参加の方がたの
アイドルでした。そのサニーへの沢山のお便りや写真を ありがとうございました。
エドによる犬たちの写真も載っています。ぜひ、ご高読 下さい。
目次
1章 幸福の始まり 2章 犬たちのナチュラルライフ 3章 食事は青空の下で 4章 犬と育った少女
5章 家族の計画 6章 愛するものを残して 7 章 幸福は続く 8章 永遠の家族
エピローグ 花を咲かせる天使
戌年に贈る、深い感動を呼ぶ珠玉のエッセイ
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著者から
子犬たちと著者夫婦の織り成す家族の愛の物語です。
東京から農村に移住して飼い始めた二匹の柴犬の雑種ハッピーとサニー。サニーは老犬になり、17歳で逝きました。
その17年間の犬との幸せな暮らしから、著者と夫、その
家族の人生を述懐し、人生の意味を考えます。
動物や植物を「家族」として暮らす幸せをあなたにも願っています。
オビより
「ある日やってきた白い子犬が、夫婦二人だけの生活を根本から変えた。犬の引き起こす事件や出来事は、ベジタリアンである夫婦にペットと人間の文化を再考 させる。そして犬との人生は、深遠なる『幸福』の存在を教えてくれた。」
* 夫エドワード・レビンソンによる犬たちの写真でページを飾っています。
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書店に並んでいない場合、ご注文は
1 全国の書店で ISBN4−00−022157−4
2 岩波書店 電話案内 03−5210−4000
URL:http://www.iwanami.co.jp/
<Review>
■鶴田静著『犬がくれた幸福』
週間東洋経済 9/9号 *評 者は「大学崩壊」というベストセラー本を
書いた法大の川成洋先生です
アライブ地 球生物会議 2006/9-10
福音館「母の友」誌2006/11月号
読売新聞 2006/8/9夕刊 「本 よみうり 堂」で紹介されました。下記のサイトへどうぞ。
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20060810bk01.htm
ビートルズとミュージック・シーンの゛カリスマ゛編集集団フロム・ビーの
メルマガ「ビーメール」で、本書をご紹介下さいました。
ホームページ「ビートピア」はこちらへ。
http://homepage2.nifty.com/beatopia/
<Review>
■鶴田静著『犬がくれた幸福』
『犬がくれた幸福』というタイトル、犬好きなら納得してしまいますよね。
毎日、就寝前に少しずつ読みましたが、エピソードひとつひとつに、納得したり、
羨んだり、反省したり。犬を通じて人生まで教わってしまいました。なんだかと
ても身近に感じる話なので、本を読んでいるというよりは、夜中にうたた寝をし
たときに夢を見ているような感じで、犬の嫉妬とか、ベジ家庭の犬のお食事とか、
放浪するオスのお話とか、犬がくれるいろ〜んな幸せを追体験させてもらいまし
た。そんな幸福がいっぱいあるから、別れはとっても寂しい…。
この原稿を書いていて(なんとかビートルズと関連づけようとして)、さいた
ま新都心のジョン・レノン・ミュージアムの展示スペースに入るとすぐに、ジョ
ンが愛犬サリーを抱いた写真があるのを思い出しました。両親と離別し孤独な少
年時代をおくったジョンにとって、サリーがどれほどの幸福をくれる存在だった
のか…。犬と暮らしたことのある方なら実感としてわかると思うのですが、犬と
暮らしたことのない方はこの本を読めばなんとなくわかるかもしれません。
じつはうちにも犬がいて、日本古来からの柴犬のくせにバタ付パンが大好きで、
1日1度のプチ散歩を楽しむ以外は、小さなマンションの一室でじっとお留守番。
日をまたいで家をあける時は、やむなくペットホテルにご宿泊という、「アーバ
ンライフ」を「エンジョイ」。かわいそうだな〜とも思うけど、再会するときは、
きまってこっちが恥ずかしくなるくらい全身で喜びを表現してくれるのです。そ
んなときにすべてが許されたようで幸福を感じます。ということで、映画『サー
ジェント・ペッパー/ぼくの友だち』に続き、この本もまたビートリーで犬好き
のみなさんにおすすめの一冊です。 (ひろた)
『二 人で建 てた家—「田園に暮す」それから』
鶴田静著 エドワード・レ ビソンン写真 238ページ 写真83枚 本体667円税別 込み700円 目次から 新しい器を理想で満たす/インテリアー生活の質の向上/い ま、ここの食/人生を開拓する/ 建築歳時記「手探りで建てた家12ヶ月」/この場を生きる糧として 新刊書ですので、全国の書店でなるべく3月中にお買い求めください。 本書は、前著文春文庫PLUS『田 園に暮す』の続編です。今回は、現在住んでいる新築の 家のしつらえや、建築中の12ヶ月間を大工さんたちと共に働いた現場からの報告です。 これから家を建てる方やインテリアの好きな方には何かの参考になるかもしれません。 同時に、田舎で暮らすことについての私なりの哲学も含まれています。田舎に住むことを考えている方にも有益かもしれません。どうぞお手に取りご覧下さい。
『母 なる自然の食卓—大地のメッセージ』
A5変型 196ページ・内カラー写真ページ68ページ 料理とレシピ77点! ハードカバー 写真:エドワード・レビンソン 東洋書林 2940円
「目を閉じて、季節の風と光を感じる。土の匂いをかぐ。〃母なる 自然〃の声を聴く—。ライフ・スタイルの基本を見つめ直し、か らだの芯から生きる力を呼び起こす、エッセイと77品の料理。」
目次から 春の食卓 誕生のドラマ/ソーラー・フラワー/桜尽くし/父と母の野菜/ 大切な生きる場所 他 夏の食卓 雨の行方/モリスの庭で/幸福なトマト/命の重み 他 秋の食卓 実は身を作る/秋の白い贈り物/心の喫茶店/風土と地球と 他 冬の食卓 焼いた林檎/冬のお客様へ/豆腐の縁は異なもの/家族を思う時/ 新世紀への希望 他
レシピの一部 桜ご飯/すかんぽのスープ/菜の花とパスタのサラダ/たけのこと 根三つ葉のパイ/茄子の和風バーグ/かぼちゃと夏野菜のカレー/ そば粉のパンケーキ/柿のマフィン/かぼちゃのピローグ/大根葉 のご飯/豆腐マヨネーズ/夫のたっぷりスープ/娘のジュリエンヌ ・スープ/白菜の煮込み鍋・スパイス風味 他 合計77品。
全国の書店・東洋書林 03−5206−7840 http://www.toyoshorin.co.jp 朝日新聞 2004/6/13日付読書欄 「……四季折々の大地の恵みに素直に感謝しながら食卓を囲む幸福 感、単純明快で和やかな生活の大切さを本書は自然体で教えてくれ る。……写真家の夫が自然の中で撮影した77品の料理がカンバス に咲いた花のように楽しい」
毎日新聞 2004/6/6 生活欄 読む 「季節ごとの自然の恵みは美しく、四季ある国に暮らす喜びが伝わ ってくる。……情感豊につづられたエッセーは滋味に富む」
読売新聞 7/1 夕刊 「women@ぐるめ」欄
『花時間』2004/8月号 角川書店 990円 著者インタビュー「この本の著者に会いたい」 「四季の野菜こそ毎日の暮らしに喜びをくれる想像力の源」
韓流の波に乗ったのか「ベジタリアンの文化誌」と「母なる自然の食卓」が相次いで 韓国語に翻訳出版されました。訳者は2冊ともソウルに住む、孫聖愛さん、です。今韓国では、ベジタリアンが増え、有機栽培・無農薬食品のお店も増えている そうです。!!
「田園に暮す」文春文庫plus 200 頁 670円 絶版です。
文庫は新しく選んだ写真も含めてオールカラー。文章は加筆訂正。 料理は写真のあるもののみ、40種。 大判でモノクロ写真を中心とした柴田書店刊とはだいぶ趣が異なります。 どちらもそれぞれ個性的で、それぞれの良さがあります。 B5版 168頁うち写真77頁(柴田書店 2040円)
静謐な田園風景のモノクローム写真を中心に、田園生活の楽しさを語るエッセイ。 カラー写真の料理も満載。写真を見ているだけで心安らかになる平和な本。 目次ーー田園生活の四季。牧歌的だったロンドン暮らし。仕事を生きる。 暮らしを変えたい。分け合いの家作り。わが庭に集う。野菜と共に。 大判の美しい本です。 柴田書店判は絶版です。
『気持ちのいい生活』学陽書房・女性文庫680 円
都会の中で暮していると、ストレ スの多い日々ではありませんか? そんな時、深呼吸してみて下さい。きっと周囲にある生活の細やかな事柄にも目と心がいくでしょう。するとリラックスして 穏やかな気持ちになるでしょう。気持ちよく暮すための小さなヒントがいっぱい詰まっています。大好評をいただいた、『ベジタリアン・ライフ・ノート』(文 化出版局)の文庫化。東京に住んでいた時に書いて、その後の進展も追加しました。絶版です。
『いま、自然を生きる』四六版 229頁 岩波書店 2310円 カバー写真、およびモノクロ写真8枚挿入 写真:エドワード・レビンソン
都会でなく田舎で生きるとはどういうことなのか。著者の体験から、さまざまな課 題について考える。住居とは、家族とは、コミュニティーとは、エコロジーとは、加齢とは。大自然の中で生きる喜びのさん歌。 目次から 空と大地の真ん中で /燕の故郷 /太陽は世界樹に /秋の祝宴/蓬を摘むナターシャ /良い人生との愛と別れ
品切れで す。 書評/読売新聞 読書欄
『緑の暮しに癒されて』四六版 221頁 大和書 房 1800円+税
緑の家で生きる—それは心もからだも癒されること。花や野菜や、鳥や動物ととも に、青い空と緑の大地に抱かれて暮らす心地よさ。緑の暮らしの、衣食住について、楽しいエッセイと、おいしくてシンプルな野菜料理のレシピを併載。都会生 活に自然を取り入れるヒントにもなる。
ここ数年の高校入試問題に使 われ、教科書のサブテキストに使われる文章が載っています。本は絶版です。